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探偵にお金がないときの選択肢|後払い明記は871社中98社・前金ゼロで始める方法

2026/08/23 費用と料金の相場

探偵くん編集部

手元にまとまったお金がなくても、前金なしで調査を始められる方式は実在します。後払いに対応すると公式サイトに明記している探偵事務所は、当サイトが調査した全国871社のうち98社(35事業者)です。「完全後払い」「全額後払い」という文言を掲げる事務所も62社あります。ただし後払いは支払時期の繰り延べであって、調査が終われば総額を支払う義務は残ります。

この98社・62社は、対応を公式サイトに明記している事務所を数えた値で、業界全体の対応率ではありません。記載のない事務所が後払いに応じないという証明にもなりません。記載のない事務所の中にも、問い合わせれば応じる事務所がありうるためです。

お金がないときに探偵へ依頼する方法の早見表

手元の資金が足りないときに検討できる選択肢を先にまとめます。並び順にも意味があります。後払いなどの支払い方式を探す前に、そもそもの総額を下げる余地(無料相談での見積り・調査設計の縮小)を確かめるほうが、支払いの負担を減らせるからです。

選択肢

どんな方法か

当サイト集計の実数

注意点

無料相談で見積もりだけ取る

契約せずに複数社の見積りを並べる

初回相談無料の明記818社(510事業者)

見積りの前提(人数・時間)を揃えて比べる

予算を伝えて調査設計を縮める

日数・時間帯を絞って予算内に収める

—(時間単価の目安は本文で示します)

対象の行動が読める日に絞るほど小さくできる

後払い

調査が終わってから支払う

対応の明記98社(35事業者)

可否は相談・特約などの条件つきのことがある。支払義務は残る

成功報酬型

成果に応じて報酬を支払う体系

体系の採用400社(255事業者)

着手金・保証金を先に支払う契約もある

着手金無料

契約時の着手金を取らない

明記91社(36事業者)

調査料金や経費は別に発生する

分割払い

支払いを月々に分ける

明記294社(146事業者)

方法は3つ。詳細は探偵の分割払いの記事

表の実数は、いずれも当サイトの全国871社(チェーンの複数拠点を1事業者として数えると556事業者)の集計です。後払いと完全後払いの数え方は次の「871社の実測」の節で、成功報酬型と着手金無料の数え方はそれぞれの節で示します。

後払い・完全後払いを明記する探偵事務所はどれくらいあるか(871社の実測)

後払いに絞って内訳を見ます。集計の対象には興信所を名乗る事務所も含みます(名称が違っても同じ探偵業の届出事業者です)。国民生活センターの探偵・興信所に関するFAQにも支払い方法の統計は示されていません。この記事の集計値はすべて、当サイトが2026年6月〜8月に全国871社の公式サイトを調べた独自データです。

集計

社数

事業者単位

後払いの明記

98社

35事業者

「完全後払い」「全額後払い」の明記

62社

分割払いの明記(参考)

294社

146事業者

数え方は次のとおりです。後払いは、各社の公式サイトから逐語で記録した3つの項目(キャッチコピー・料金メニュー・保証に関する記載)に「後払い」「あと払い」「後日払い」のいずれかが現れる社数です。完全後払いの行は、同じ3つの項目に「完全後払い」「全額後払い」が現れる社数です。チェーンは、後払いの行では1拠点でも該当すれば1事業者と数えました。完全後払いの行で事業者数を示さない理由は、この節の最後に書きます。分割払いだけは、対応の明記を記録した専用の列で数えています(支払いを月々に分ける別の仕組みなので、この記事では参考にとどめます)。

この表は対応を明記している事務所の集計であって、対応率ではありません。読み方の注意を3つ添えます。

  • 「後払い不可」と明記した事務所は、逐語を記録した3項目には1社もありませんでした。ただし、不可を書く事務所が無いことは全社が対応することを意味しません。書いていない事務所の対応は、この集計からは分かりません。
  • 98社の内訳には偏りがあります。同一チェーンの複数拠点が同じうたい文句を載せる例が多く、最も多い1チェーンだけで39社、上位4チェーンで66社を占めます。件数が実態より多く見えないよう、この記事では事業者単位の35を必ず併記しています。
  • 記載のない事務所は「公式サイトに書いていなかった」というだけです。後払いを検討するなら、可否は無料相談で確認できます。

「完全後払い」「全額後払い」は、各社が自社の支払い方式に付けているうたい文句で、法令で定義された支払いの類型ではありません。同一ブランドとみられる拠点が別々に数えられる例を含むため、この記事では事業者数を出さず、62社という社数だけを使います。

後払いの仕組みと落とし穴(支払いタイミングの4類型)

探偵料金の支払いタイミングは、後払いのQ&Aを公開しているAkai探偵事務所の整理を借りると、次の4つに分かれます。

  • 全額前払い:調査の開始前に料金を支払う
  • 着手金のみ前払い:契約時に着手金を払い、成功報酬や経費を後払いする
  • 保証金の預託:調査保証金を預けておき、成功のときに成功報酬や経費を後払いする
  • 全額後払い:調査が終わってから全額を支払う

ここで1つ区別しておきます。「全額後払い」を掲げる方式と、「成功報酬型だから支払いは成果の後」という説明は、同じではありません。成功報酬型にも、着手金や保証金を先に支払う契約があります。実数での裏づけは成功報酬の節で示します。

後払いならではの確認点もあります。探偵興信所 一般社団法人のサイトにある支払いプランの解説には、分割払いの場合、調査結果の報告はすべての支払いが完了した時点になることがある、と書かれています。これは分割払いについての説明ですが、調査報告書をいつ受け取れるかは、その後の話し合いや弁護士への相談の日程に直結します。同様の条件が後払いの契約に置かれていないかも、契約前に確かめてください。

Akai探偵事務所のQ&Aは、後払いの注意点として、費目と金額の明確化・追加料金が発生するときの条件・保証金の取り扱いの3点を挙げ、さらにその3点が契約書に正確に記載されているかを加えた計4点を確認点としています。このうち料金と支払時期については、探偵業法8条により、契約の前に、支払う金銭の概算額と支払時期を記載した書面が交付され、説明が行われます(同条1項7号)。後払いの条件がこの書面にどう書かれているかが、確認の起点になります。

また、後払いに対応すると掲げる事務所も、無条件とは限りません。98社の逐語の中には、契約書に特約を設けることを条件に後払いや分割に応じるという書き方や、後払いや分割は相談ベースで受けるという書き方があります。対応の明記98社という数字は、誰でも後払いにできるという意味ではありません。後払いにすると総額が割高になるかどうかも各社の設定によるため、支払い方式ごとの見積書の総額で比べてください。

そのうえで、この記事の前提をもう一度書きます。後払いは支払いの免除ではなく、支払時期の繰り延べです。調査が終われば、総額を(多くの場合は一括で)支払うことになります。支払える見込みが立たないまま後払いで契約すると、繰り延べた支払いがそのまま残ります。先に確かめたいのは、総額を下げる余地のほうです。具体的な手順は「お金が足りないときにまずやること」の節にまとめます。

なお、調査後に事務所へ直接支払う後払いと、分割払いや信販会社の提携ローンとでは、法律上の扱いが違います。どれに当たるかは契約の内容で決まるため、この記事では個別の事務所の評価はせず、違いの詳細は分割払いの記事に譲ります。

成功報酬・着手金無料という選択肢(完全成功報酬は後払いと別物)

前金を抑える方向の選択肢として、成功報酬型と着手金無料があります。当サイトの記録では、料金体系として成功報酬型を採用している事務所は871社中400社(255事業者)です。これは体系の採用を記録した数で、公式サイトの文言を数えたものではありません。文言まで絞ると、公式サイトから逐語で記録した3つの項目(キャッチコピー・料金メニュー・保証に関する記載)に「完全成功報酬」と明記している事務所は95社(52事業者)です。

この52事業者のうち、後払いの明記も確認できた事業者は16にとどまります。「完全成功報酬」は後払いと同じ意味ではありません。成果が出なければ報酬が発生しない体系であっても、着手金や保証金を先に支払う契約はあります。支払いがいつ発生するかは、体系の名前ではなく契約の条件で決まります

着手金無料を明記する事務所は91社(36事業者)です。一方で、着手金ありと明記する事務所は149社あり、着手金について記載のある事務所の中では無料の明記は少数派です(残る631社には記載がありませんでした)。着手金が無料でも、調査料金や経費は別に発生します。

成功報酬の金額の目安を数字で示すことは、この記事ではしません。成功報酬の下限額を公式サイトに出していた事務所は76社と少なく、代表値を出すには足りないと判断しているためです。金額の見当は、公開している事務所が多い時間単価と最低総額で付けるほうが確かです(数字は「お金が足りないときにまずやること」の節に載せています)。成功報酬型を検討するなら、何をもって「成功」とするかの定義と、報酬額・経費の扱いが書面確認の要点になります。

成功報酬型を採用する事務所は、成功報酬型の事務所一覧で地域や調査目的と組み合わせて絞り込めます。

お金が足りないときにまずやること(無料相談・調査設計・分割払い)

手順としては、支払い方式を探すより先に、総額そのものを小さくできないかを確かめます。

第一歩は、無料相談で見積もりだけ取ることです。初回相談無料を明記する事務所は871社中818社(510事業者)と大半で、契約せずに複数社の見積りを並べられます。相見積りは、金額だけでなく「なぜその日数・人数が必要か」という説明を比べる機会にもなります。

次に、予算の上限を先に伝えて、調査の設計を縮める相談をします。探偵の料金は人数と時間と日数の積み上げなので、対象の行動が読める日に絞るほど小さくできます。目安の数字を挙げると、公式サイトに時間単価を公開していた457社の最低時間単価(1名あたり)の中央値は1時間7,700円で、下から4分の1は5,500円、上から4分の1は11,000円です(1日単位の組み立ては探偵を1日だけ雇う料金で説明しています)。参考までに、浮気・不倫調査の最低総額を公開していた429社の中央値は6万円です。ただしこれは各社が下限として示す額であって実際の調査総額の相場ではないため、計画や比較の基準にしないでください。総額の積算は探偵の浮気調査料金と費用相場で日数別に説明しています。

時間制で小さく始めるときの目安として、掲載中の事務所が公式サイトに出す最低時間単価の分布を次のグラフに示します。本文の数値は当サイトが調査した871社のうち単価を公開する457社の集計で、グラフは掲載基準を満たして掲載中の事務所だけを対象に、事務所の追加・更新にあわせて自動で再集計されます。

最低時間単価の中央値(調査員1名・1時間)
¥7,700
掲載797社中、時間単価を公開している424社の集計
1名あたりの最低時間単価事務所数割合分布
5,000円未満5913.9%
5,000〜7,000円12128.5%
7,000〜9,000円10424.5%
9,000〜11,000円276.4%
11,000〜15,000円4310.1%
15,000円以上7016.5%

掲載中の探偵事務所が公式サイトで公開している「1時間◯◯円〜」の下限額からの自動集計です。実際の請求額は調査員の人数・稼働時間・経費で変わります。事務所データの追加・更新にあわせて再集計されます。

それでも一括の支払いが難しいなら、分割払いという選択肢があります。方法はクレジットカードの分割・信販会社の提携ローン・探偵社への直接分割の3つで、審査の主体や割賦販売法の保護の有無が違います。仕組みと契約前の確認点は探偵の分割払いの記事にまとめています。なお、利用明細や引き落としなど、家計に残る記録の形は支払い方法によって違います。家計を配偶者と共有していて調査を知られたくない事情があるなら、無料相談の段階で、支払い方法まで含めて確認しておくと落ち着いて選べます。

逆に、次の3つはやらないでください。

  • 慰謝料の回収をあてにした支払い計画。調査費用や慰謝料を相手から回収できるかは事案ごとに分かれる法律問題で、回収できる前提で契約すると、回収できなかったときに支払いだけが残ります。
  • カードローンやキャッシングで費用を用意すること。見積総額が確定する前の借り入れは、支払能力を超えた契約につながります。
  • 自分で尾行やGPSの取り付けをする自力調査。発覚して相手に警戒されると、その後の調査自体が難しくなります。

調査費用を相手に請求して取り返せるか

「調査費用は後で相手に請求できるから、いま払えなくても何とかなる」という見通しを、契約の前提にしないでください。調査費用を相手に請求できるかは、解説ページによって説明が分かれている論点で、その分かれ方は浮気調査費用を相手に請求できるかの記事に整理しています。当サイトは法律の判断をしないため、個別の事案は弁護士に確認してください。この節でいちばん伝えたいのは、回収できる前提で支払い計画を組まないことです。

契約前に確認すること(探偵業法8条の書面と相談窓口)

後払いでも成功報酬でも、最後に頼りになるのは契約前の書面です。無料相談から契約までの間に、次の7点を確かめてください。

  • 支払いの総額(税や経費を含めていくらになるか)
  • 費目の内訳(着手金・調査料金・経費・成功報酬のどれがいくらか)
  • 追加料金が発生する条件
  • 保証金の有無と精算の方法
  • 調査報告書の引き渡し時期(支払いの完了が条件になっていないか)
  • 途中で解約したときの精算方法
  • 以上の金額と支払いの条件が、書面に書かれているか

探偵業法8条は、契約の前に、支払う金銭の概算額と支払時期(同条1項7号)や契約の解除に関する事項(同条1項8号)を記載した書面を交付して説明することを、探偵業者に義務付けています。相談で聞いた後払いの条件がこの書面に書かれているかを確かめ、書面に無い後払いの条件を口約束のままにしないでください。口頭の約束は、あとから確かめられません。

国民生活センターは、探偵業者への依頼にあたって、複数の事業者から見積もりを取ること、料金の内訳を確認すること、キャンセル料の条件を確認することを勧めています。契約に不安があるときや、契約後にトラブルになったときは、消費者ホットライン188で最寄りの消費生活センターに相談できます。

「探偵の契約はクーリングオフできる」という一般化もできません。クーリングオフの対象になるのは、特定商取引法の訪問販売や電話勧誘販売に当たる形で契約した場合に限られ、自分から事務所に出向いて結んだ契約は原則として対象外です。だからこそ、解約時の精算条件を含めて契約前の書面で確かめる必要があります。

候補選びは、前金を抑える体系から探すなら成功報酬型の事務所一覧が使えます。見積書や料金表のどこを見ればよいかは探偵の料金表の読み方にまとめています。同じ条件で2〜3社に相見積りを出し、後払いの可否と条件を書面で確かめるところから始めてください。

よくある質問

探偵にお金がないときはどうすればいいですか?
まず、無料相談で見積もりだけ取ってください。当サイトが2026年6月〜8月に全国871社の公式サイトを調べた集計では、初回相談無料の明記は818社(510事業者)です。次に、予算の上限を伝えて日数や時間帯を絞る設計を相談します。そのうえで前金ゼロ側の選択肢として、後払いの明記98社(35事業者)、成功報酬型を採用する400社(255事業者)があります。いずれも明記・採用を数えた値で対応率ではなく、後払いの可否には相談や契約の条件が付くことがあります。慰謝料の回収や借り入れをあてにした支払い計画は組まないでください。
探偵の分割払いとは?
探偵の調査料金の支払いを月々に分ける方法で、クレジットカードの分割、信販会社の提携ローン、探偵社への直接分割の3つがあります。3つは審査の主体や割賦販売法の保護の有無が違います。分割は支払いを月々に分ける仕組みであって、総額を減らす仕組みではありません。対応を明記する事務所の集計と、方法ごとの仕組み・契約前の確認点は、当サイトの分割払いの解説記事にまとめています。
浮気調査は1日いくらかかりますか?
1日の費用は調査員の人数と稼働時間で決まります。当サイトが2026年6月〜8月に全国871社を調べた集計では、公式サイトに時間単価を公開していた457社の最低時間単価(1名あたり)の中央値は1時間7,700円です。仮に2名×4時間なら単純計算で61,600円です。実際の見積額はこれより高くなりえます。これは各社が示す下限額をもとにした計算で、1日単位の料金の組み立てと目安は、当サイトの「探偵を1日だけ雇う料金」の記事で説明しています。

出典・参考

※ 本ページはアフィリエイト広告(成果報酬)を含みます。掲載情報は 2026/08/23 時点の確認に基づきます。